仮想通貨

仮想通貨の考察

最近注目されている仮想通貨イーサリアムとは?機能、将来性、課題など気になることを説明

 

・イーサリアムとは

イーサリアムとは仮想通貨の一つです。現在のシェアはビットコインに次ぐ第三位です。2018年に入り第三いのリップルに時価総額で追い抜かれました。2013年にヴィタリック・ブテリンによって設計され日本で取引されたのは2015年頃からです。ビットコインと同様で中央管理をする団体は存在しません。開発者チームは存在しますが全世界に分散されたノードによって成り立っているP2Pネットワークというシステムが利用されています。

イーサリアムはあくまで決済システムではなくプラットホームです。一部では通貨として使われていますがあくまでプラットフォームという位置づけです。。イーサリアムの通貨はブロックチェーン上で作られたアプリやシステムを稼働する時に使われます。

またスマートコントラクトというシステムもイーサリアムの特徴です。簡単に言うとイーサリアムを使った取引をすれば契約内容を残せます。つまりイーサリアムを使って取引をすれば仲介プロセスが減りコストスピード面で有利になることが言えます。

・なぜ注目されているのか

イーサリアムはビットコイン、リップルに次ぐ第三位のポジションを築いていますがスマートコントラクトという独自性があります。また柔軟性もイーサリアムの特徴です。ビットコインよりも柔軟に設計されている為幅の広いアプリケーションを作成することが可能です。

例えばセキュリティーソフトなどで有名なKasperskyはイーサリアムの将来性に期待しておりKaspersky Labは世界最大のブロックチェーンイニシアティブであるEnterprise Ethereum Allianceに加盟しました。

イーサリアムを介せば契約の内容などを自動遂行してくれるのでとても便利であることが言えます。例えば「AがBに今週末にイーサリアムを1万円分送金。来月にBはAに1.5万円分のイーサリアムにして返す」という契約を結んだ場合この契約そのものがブロックチェーンのシステム上に残ります。ブロックチェーン上に残るためこれを改ざんすることは至難の業です。そのため見方によっては従来の取引方法よりも安全であるという風にも言えます。


・イーサリアムの将来性

イーサリアムの将来性はイーサリアムその物及びスマートコントラクトの普及に左右されると考えます。まずシェアですが多くの人が使っている通貨の方が使いやすいに決まっています。例えばドル、ユーロ、円といった信用されている国際通貨は海外に行っても使えたり簡単に換金できます。それは通貨のシェアが世界全体で見て高く信頼されているからです。

これは仮想通貨にも言えます。現在はビットコイン、リップル、イーサリアムの三つが仮想通貨として市民権を得始めています。仮に勤め先の会社に「来月の給料の支払いは仮想通貨でやります」と言われたら多くの人はシェアが高いビットコインでの支払いを希望することが考えられます。極端な話ですがシェア=信頼という風にも言えるのでイーサリアムのシェア拡大は重要な課題です。

スマートコントラクトに関しては規制との戦いが想定されます。従来は取引の契約は中央機関が管理し保証していました。しかし中央機関などのサードパーティーが介入すると当然時間や料金が発生します。逆に言えば「契約が生じる=中央機関が稼ぐチャンス」という構図が存在しました。しかしイーサリアムによって中央機関の介入が必要なくなると中央機関は儲かりません。勿論それは中央機関からすれば面白くない話です。そこでイーサリアムを含む仮想通貨全体に対する規制を強くする可能性があります。規制が強くなる→仮想通貨を使わなくなる→再び中央機関が金融を支配するとなればイーサリアムの価値はかなり下がることが想定できます。

いつになればイーサリアムが当たり前のように使われるのかは分かりませんがスマートコントラクトは便利なシステムです。そのため将来性は十分あることが言えます。一方で仮想通貨その物が投機の対象ではなく通貨としてどこまで普及するのかは規制や世界の方針にかかっています。

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